2008年7月23日 (水)

トモダチの結婚式

高校時代の同級生(女性)の結婚式に行ってまいりました。

年をとるにつれ、だんだんと結婚式に出席したときの見所がかわってきました。

若いうちは、まあ、自分だったらどうするとか、新婦の友人に綺麗な娘がいるだとか、わりと新郎新婦と同じような視点でいろいろ見ていたのですが、最近は、新婦のお父さんの気持ちになって、変なとこで涙ぐんだりしてしまいます。

ところが、今回の式は、また違った視点で楽しませていただきました。

新婦のMさんは、高校の同級生で、一緒に落ちこぼれていたはずが、いつのまにやらワイン業界に君臨していて、ひょんなことで再開してから、たまに連絡とるような感じでいまいした。

その彼女が結婚するのが、シェフだと聞いて、なんともびっくりしたものですが、まあ、どちらかとグイグイひっぱっていく感じの女性なので、多くの有名シェフがそうであるように、奥さんプロデュースで大成功をおさめたりして、、なんてことも考えていました。

この結婚式はまさにそんな片鱗をみせるM村さん総合プロデュースの美食イベントになったのでした。

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なぜか、芸能人風の二人。 

                                            

                                               

                                                    

Img_4108 本マグロと各種香味野菜 バルサミコビネガー風味

盛り付けもさることながら、味のバランスが抜群です。見た目創作料理風で警戒しましたが、素材をいかしたバランスのとれた味わいでした。これが、シャンパン・フィリポナに恐ろしくあいます。

Img_4106 スズキのポワレとハーブのパート ソースヴィエルジェ

ワインに気をとられて料理の写真とるの忘れました。ワインはアントナンロデのシャトー・ド・シャミレイ2004。

このワインはおいしかった。スズキによくあう。熟成感がありつつピュア。まさに新婦そのもの。?

Img_4127 仔牛ヒレ肉のロースト 柑橘フルーツと甘酸っぱいソース

ヒレはやわらかく、旨味は強く、柑橘のソースとよくあう。この料理も素材の味を十分にいかした素材料理。好きだなーここの料理。

これにあわせるワインがこれも技あり。

Img_4125 レ・コンダ・ド・マルキ・ドテルム 2004

マルキ・ド・テルムといえば、マルゴー村のわりと滋味な格付けシャトー。でも最近結構うまいと評判なんですよね。そのセカンド。しっとりと女性的で、なめらかな味わい。肉のキメの細やかさとフルーツのニュアンスにぱっちりあいます。お昼のパーティにぴったりの軽やかで優雅なマリアージュでした。

Img_4142 〆は、これ。

ルバーブとバナナのタルト パッション、マンゴーのソルベ

これに何をあわせたかというと、フィリポナの甘口シャンパン。。ずるい。。

これは言葉にできないほど、官能的なマリアージュ。

ということで、結婚式という名のマリアージュディナーでありました。

レストランは、麹町のエメヴィベール。絶品でした。

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そして、なぜか、幕間に空手を披露する新郎。

これも、M村の総合プロデュースのひとつか。。

恐るべし。

さらに、こちらが、新郎のシェフ小杉さんのブログ

すでに、M村さんのプロデュースがスタートしているようです。

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2008年6月26日 (木)

注目のメルシャン・ワインメーカー

メーカーズディナーvol 8は、「初」づくしのスリリングでライブな夜になりそうです。

今回のゲストは、日本を代表するワイナリーで、私の育ての親(?)である「メルシャン」から。

Takano

メルシャンがオーメドックのシャトー「シャトーレイソン」を買収して以来、CHレイソンでの醸造経験、最新のワイン造り情報の取得し勝沼凱旋を果たすのがメルシャンのワインメーカーの王道といえそうです。

現地での醸造経験やワインメーカーとの人的交流などをとおした、知的、感性的な経験を経て、勝沼に帰り、自社ワイナリーにそして、勝沼やほかの地域のワイナリーに、その経験と知識をフィードバックし、メルシャンのそして日本のワインのクオリティ向上への役割を背負う、それが、斉藤さん、味村さん、安蔵さんらがそうであったように、メルシャンのワインメーカーの王道です。

今回のゲストである鷹野さんも今年の4月にレイソンから勝沼へ着任した、メルシャンワインメーカーの王道を行く人の一人です。

現在、大成功をおさめている「甲州プロジェクト」の立ち上げに参画し、その船出の前にレイソンへの異動そして3年間の研磨の末、満を持しての勝沼凱旋です。

まだ、公の場への登場も少ないと聞いておりますし、メーカーズディナーの形式は「初」とうかがっています。私もまだお会いしておりません。どんな話が伺えるか、今から楽しみにしております。

そして、

Imgp2388 当日の会場「赤坂MADOy」には、シャトーメルシャンそして日本のワインを愛してやまないシニアソムリエ KIMIO氏(mixiなどのハンドルネーム)が控えております。

KIMIO氏は、寡黙ながら日本のワインをとてつもない情熱で愛しており、そのワインの本質、造り手の本意を常に理解すべく全力でテイスティングし、お客様にその造り手の思いを伝えるべく、献身的な活動をしております。

入店以来「初」のメーカーズディナー参画であり、そしてゲストがメルシャンということで、当日の料理、気温、湿度、お客様の層などあらゆることに気を配って、入念なテイスティングとシュミレーションを繰り返しています。

ワインサーブに命をかける男の静かなる闘志のこもったパフォーマンスも楽しみです。

そして、

Obara 料理は、3店舗ある鉄板焼ブランド「MADOy」の総料理長OBARA氏。

この男はとにかく熱い。出会う食材には恋人のように話かけ、良い料理になったときは、歓喜の声で食材をたたえ、うまくいかなかったときは、目に涙をためて、食材に詫びる。

自らの奥から湧き出る感動を、そのまま躊躇することなく、100%料理に表現し、ただ、お客様の心に触れるのを祈る。。

そんな献身的な料理スタイルのOBARA氏が、今KIMIO氏からメルシャンのそれぞれのワインの本質やスタイルをテイスティングをとおして、言葉で時には心で吸収しています。

OBARA氏もメインでのメーカーズディナーの料理プロデュースは「初」。

今度のメーカーズディナーはこの3人の熱い男達による「初」づくしのスリリングなライブになるようなそんな気配がしております。

5感、いや6感を刺激するダイナミックなメーカーズディナーになることを期待しています。

さて、先日行ったテイスティングにおいて、料理の骨格が決まってまいりました。

どうぞお楽しみに。

1.勝沼あわ

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 ・程よい香りとガスと独特の苦味は、本当に魅力的な味わい。「これ一本でもコースいけるな」なんていいつつ、そういうわけにもいかない。。が色々あわせてみたいということで、「季節の生食とうもろこし、冬瓜、そして、ミネラルなつぶ貝、珍味でこのわた」といったところ。どれも様々ですが、よくあいます。

2.甲州きいろ香

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・和系シトラスと心地よい酸味のきいろ香は、オイル、ヴィネガーともにおさえたミネラル豊富な有機野菜のサラダ。食べているうちに身体が健康になっていくような気がします。

3.甲州グリドグリ

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・温度によってさまざまな香りと味わいが変化するこのワインは、どの温度の味にあわせるかがポイント。少し冷やし目だと、心地よいフルーツの香りがきます。やや温度が高いともうすこしどっしりした印象に。これは地鶏の鉄板焼きで。付け合せの黄色いアンデス系のジャガイモ「インカのめざめ」との相性も抜群によい。

4.長野メルローとCHレイソン

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・CHレイソンは年々メルローの比率が増えているので、味わい的にはメルロー。レイソンが思いのほかフィネスな味わいだったので、長野メルローのほうが重く感じるかと思ったが、長野メルローの2006は、色は淡く真ん中の旨味が膨らむタイプ。どちらもエレガントな味わいです。

 長野メルローは和牛のヒレを塩とレモンで、レイソンは香草を使った和牛のハンバーグを赤ワインソースで。それぞれのキャラクターを感じるマリアージュになると思います。

。。。が、まだまだ、これからあーだこーだやりますので、当日メニューが変更になっているかもしれませんが、その時はご了承ください。

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2008年6月23日 (月)

メーカーズディナーvol.8とvol.9

Vol.1の「澤屋まつもと」さんからスタートした「匠メーカーズディナー」ももうすぐ10回を数えるほどになりました。

これも一重にご参加いただいたお客様、ご協力いただいた生産者の皆様のおかげでございます。この場をかりて改めて感謝申し上げます。

皆様の期待に応えられますよう、今後もより内容を磨いて展開していこうと思います。今後とも応援のほどよろしくお願い申し上げます。

さて、7月はVol.8とVol.9二週連続での開催となります。今回は日本ワイナリーの単独開催となっております。どちらも実力派でダンディなワインメーカーの方です。リラックスした雰囲気の中で美しく清清しい葡萄畑に思いを馳せながら、素敵な一夜をお過ごしいただければと思います。

Takano_2  7月12日は赤坂MADOyにてシャトーメルシャンより新ワインメーカー鷹野永一氏をお迎えして、シャトーメルシャンのラインナップとこれにあわせた鉄板焼きのマリアージュコースをお楽しみいただきます。http://www.makersdinner.com/archives/756867.html

Tozawa2 7月19日は関内軍鶏郭茶寮にて、シャトレーゼワイナリーより、戸澤一幸氏をお迎えして、軍鶏と野菜を使ったマリアージュコースをお楽しみいただきます。http://www.makersdinner.com/archives/756927.html

どちらの会もそれぞれのワイナリーのそれぞれのワインにあわせて、よりワインの個性が引き立つようなディナーをご用意してまいりますので、お楽しみに。

さあ、さて、さて、土曜日に総料理長と19日の料理についてテイスティングしながら打ち合わせをしてまいりましたので、その報告をさせていただきます。

「シャトレーゼワイナリー」

シャトレーゼというと、そう郊外にお住まいの方はピンとくるかと思いますが、「工場直送のケーキ屋さん」で有名です。なぜ、そのケーキやさんがワイナリーを??と思い調べてみましたところ、、もともと創業者が山梨出身で昭和30年に甲府に今川焼きの店をはじめたのがシャトレーゼのスタートなのだそうです。その後一代で事業拡大を行い現在FC含めて500店のグループに発展したのだそうです。HPを見るとわかるのですが、社長や創業者の顔や名前も外にでていないので、どういう方かはわかりませんが、相当なヤリ手な方なのでしょう。

そして、地元産業の活性化に人肌脱ぎたいと、現在のシャトレーゼワイナリーを創業、2000年より本格的な山梨ワインの製造を始めています。

このワイナリーの特徴の一つは、「自社畑比率の高さ」。

周到な準備をもってスタートしたのでしょう。勝沼でも「優秀」といわれているエリアに多くの自社畑を所有し、ワイナリー自らが細心の注意と熱意をもってその自社畑の葡萄の管理を行っています。

その葡萄作り、ワイン造りの総指揮をとって、目が覚めるような秀逸なワインを世に送りだしているのが、今回のゲスト戸澤一幸氏。

山梨大の出身で、同期には小布施の曽我さんや、山形の高畠さんなど実力派ワインメーカがおります。

戸澤さんはシャトレーゼワイナリー立ち上げより参加しており、そういう意味では、あらゆるワイン造りにたいする理想を畑やワイナリーに実現しているのではないでしょうか。当人もシャトレーゼ立ち上げ以前には、ルバイヤートにてしっかり修業を行っており、まさに準備満タン、用意周到に着実に帆をすすめているといった印象です。

さて、そのワインたち。。シャトレーゼワイナリーのコンセプトの「真心こめて丁寧に」をまさに具現化したそんなすばらしい味わいでした。

少しだけテイスティングコメントと総料理長と語ったマリアージュのヒントをご紹介いたします。

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1.勝沼ソーヴィニヨンブラン

 これは驚きました。これはフランスのワインです。カリフォルニアよりかなりフランスに近いエスプリのきいたソービニヨンブランです。香りはシトラス(でも少しだけ柚子のような和柑橘のニュアンスがあり、やっぱり日本なんだと納得してしまいます。)と驚くべき、シッティーな香り。(そう、サンセールのコメントに登場するネコのおしっこといわれるアレです。日本のワインにこの香りがあるとは!?)そしてミネラル感。余韻は短いものの、旨味も程よく、酸もほどよく。。日本食にあうだろーこのバランス感は!という感じです。

ワサビや香野菜、そして笹身を少しスモークしたのとあわせて、、「あー絶対あう!絶対あう!」と総料理長と大興奮でした。

2.等々力シャルドネ

 うぉー、ミネラリー~。そしてアロマティク~。これはたまらん。こういうシャルドネが日本でできるんですね~。これはシャブリですね。等々力というと、ど勝沼じゃないですか。最近温暖化なんやで暑くなりすぎて、、何て話聞きますが、そんな暑いエリアのワインとは思えない味わいです。んー秘密が知りたい。料理は、「甲殻類ですね」って料理長!軍鶏の店ですよ、軍鶏の店。。ということで、たっぷりミネラル野菜でいきますか。シャキシャキ、ほろ苦で。

3.甲州シュールリー2006と2007

2006年は甲斐ヴァン受賞ワイン。さすが、香りから酸、旨味、苦味、ボディ、と流れるようなバランスのよさ。まったくいやみのない、スムースな味のリレーを楽しめます。味も多く、飽きません。2007は、、なんだ、このトマトの香り。甲州にこんな香りがあるんですね。2006より香りは控えめ、酸や旨味の控えめ、よりなめらかな感じ。2006年より、少し女性的な甲州です。2006年は少し脂のあって歯ごたえのある火を入れた鳥と、2007年は、、フルーツトマト。これはよく合いました。健康的な味わいですよ。

4.マスカットベリーA 樽熟成

マスカットベリーAらしからぬベリーA。ボディがあります。ボルドースタイル、、というより、カリフォルニアのイメージです。充実感がありますね。この甘辛の感じは、味噌味がいいですね。鳥の旨みのつまった鳥味噌でジューシーなつくねなど、はふはふっと。。。

5.キュベエステート

これはレストラン限定ワインのため、一般では買えません。見た目からして、威風が違います。注いだ瞬間に、おおっていうほどよくこなれた感じの色調。色みただけで期待感バリバリです。香り、、ひえー。これフランスだわ。この良いフランスワイン特有の「ナマイキ」な香り。。その香りの正体はわかりませんが。味わいはというと、、これ、本当に日本のワインなのかねえと疑ってしまうほど。。うーん、秘密が知りたい。なぜこの味になるのか。会って聞かなくては。。

ということで、皆様より一足お先にテイスティングと「エア・マリアージュ」を行いました。どのワインも非常においしい!&緻密な味わい。まさに「真心こめて、丁寧に」な味わいでした。

私たちも当日に向けて、「真心こめて丁寧に」準備して、皆様にとって、よい一夜になるようにがんばっていきたいと思います。

乞うご期待!

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2008年6月20日 (金)

而今の会

ひさしぶりに日本酒です。

而今です。

そう、Dancyu掲載以来一気にスターダムを駆け上る気鋭の蔵。今回はその而今の若旦那が来るってんでーいかないわけにはいけねぇってんで、うちのこちらのスタッフと一緒に聖積桜ヶ丘まで(しぶい)行ってまいりました。

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60人くらいいたでしょうか。見るからに日本酒好きそうな中年男性中心に、始まる前からかなりテンションのあがった会場でした。司会の方はこの会の主催「多摩独酌会」の主宰者。あとで説明しますが、この「多摩独酌会」というのがすごいんです。

「さあ、いよいよ而今さんの登場です。」の声。どこ?どこ?っとしていると。。

あれ、この兄ちゃんかい?となりのお姉ちゃんはだれだい?

Photo_5 なんと大西の若旦那32歳、奥様26歳の新婚さん。

また、二人のういういしいこと。会場みな親戚の結婚式に呼ばれたような雰囲気。「キスしろー」とか、「がんばれー」とか、蔵元のイメージを覆す「フツウ」ないでたちに拍子抜けしつつ、いろいろ聞いてみると。。

もともと、蔵の息子だったが、就職したのは全く別の業界。職種はエンジニアだったそうです。実家の蔵が売上不振で危ないっていうんで、急遽もどってきたそうです。醸造研究所で研修を受けてからは、自らの手で酒づくりに乗り出す。自らが考え商品化した純米酒ブンラド「而今」が大ブレークし今にいたる。。が、今現在4造り目。まだ、たった4回の醸造キャリアで、ここまで上りつめてしまったそうです。

ですので、当人はいたって謙虚。各テーブルをまわって、参加者の話に熱心に耳を傾けておりました。

目指すスタイルを聞いてみましたところ。。

芳醇で旨味があって、しっかり切れる酒

山田錦と9号酵母にこだわる

というようなことを言っておられました。

キレ味というのは、実はどうすればできるか未だによくわかっていないそうです。しきりにキレ味のことについて語っておられたので、それが今の而今に足りないところという認識なのでしょう。確かに而今にキレ味がついたら、ものすごい酒になるでしょうな。。

Photo_6 ということで、なんとこの日にでた而今は18種類。さすがに口の中アミノ酸だらけになりましたが。さすが、どの酒も完成されたいいお酒でした。おそるべし。

さらにおそるべしはこの会の主催「多摩独酌会」。小山商店という酒屋の日本酒好き常連客が作ったボランティアの会で、もう10年の歴史があるそうです。会の運営はすべて独酌会の世話人会が行っており、参加の方に酒の楽しみ方などを親切に教えてくれます。前回は50回記念ということで京王プラザで300名を集めたそうです。

Photo_7 日本酒業界というのは、こういう底硬いファンがしっかりささえているんだなーと思いしらされました。

メーカーズディナーももっとがんばらねば。

ちなみに下記は、私の席を担当してくれた世話人の方のサイト。

なんと自宅のプランターで特A山田錦の栽培に取り組んでおられます。。(どうするんだろう?すごいけど)

http://page.freett.com/jun180cc/index.htm

御世話になりました!

おそるべし日本酒の世界!

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北海道のワインたち

「北海道のワインがいいんだよね」

って最近いろいろな人から言われるのですが、正直申しまして、、いけないこととは知りつつも、、、思いきって告白すると、、、

「むかしのイメージがあって選ぶ気がしなかったんです。」

おお言ってしまった。。

「そういう人がいるから日本のワインへの偏見が変わらないんだよね」とか言われてしまいそうですね。

というところで先日この方から「北海道産のワインとチーズと朝取れアスパラを楽しむ会」のご案内が、、

北海道のワインが、しかもすべて今注目のワイナリーのものが一同に介して飲めるという、私のような興味があるけど思い切って選べない買えない「ヘタレワインラバー」には絶好のチャンス。。ということで、迷わず参加させていただきました。

その感想はというと、、、

衝撃の連続。。いわゆる日本のワインとは違ったスタイル。葡萄品種や気候、土壌の影響もあるとは思いますが、それよりも造りの方向性というか、立ち位置というか、その表現したいモチーフが何か違っているような感じがしました。

ココファームやグレイスのものもありましたが、これも本州のものと、そもそものモチーフのニュアンスが違うような感じがしました。

線は細いようで、芯が強いわけではないが、繊維が結集したファイバー線のようなしなやかでしなりのあるしっかりとした芯で、その回りの味わいは、どれも緻密でかつ、ピュア。しかし、ただ健やかなだけでなく、それぞれのワインごとに洗練された大人なセクシーさを備えています。

たとえるのは難しいですが、イタリアのアルトアディジェとかスイスとか、アルプスの山々周辺の美しく比較的文化の高いエリアのワインのようなものを感じました。

そう、美しい景色。

ワイナリーや葡萄園の映像を見せていただきましたが、目がさめるような美しい景色。大きく深呼吸したら、どれだけ爽快なのだろう、あー身体全体で感じたい!と思うようなそんな景色。

それがすんなり投影されたような、そして造りの方のその景色を愛し、理解し、大事に表現しようとする心がすっと溶け込んだようなそんな味わい。

すっかり魅了されてしまいました。

北海道は食材も豊富です。これから色々なマリアージュを考えていきたいと思います。

この会でのお気に入りのワインたちは、下記のとおりです。

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松原農園ケルナー 2006 1600円
  ぶどう&アスパラのファーマーがつくるワイン。 最もコストパフォーマンスが高い白でした。この値段でこの味はすごい。が、ワイナリーでしか買えないようです。

十勝ワイン 清見 2004  2600円
  メルローに似た「清見」。こなれたボルドーの気品のたかさと熟成感でこの値段はすごい。

                                                                                                                                                                                         

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グレイスワイン 千歳ピノノワール 2005  2000円
  もすごいポテンシャルを感じる。日本のピノという珍しさ、未熟ながらピノらしい味、そして2000円は納得価格。グレイスさんすごい!     

山崎ワイナリー ケルナー 2005  2400円
  羊毛、オレンジの香り、Aus セミヨンのような印象。帆立&フルーツによく合いました。酸もボディもあり、内容充実の白 。

                                           

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 宝水ワイナリー ケルナー 2205円
  こちらはサッパリ、エレガント系の白。価格を考えると4のほうが印象深い分上かな。                                                  

    

  

 

 

           

                                                                                                                                          

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ココファーム 風のルージュ ツバイゲルトレーベ 2006  2625円

 北のシラーといった感じ。スパイス&フルーツ。そこそこボディ。赤肉むき。鉄板もいいが焼肉といった感じも。

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2008年5月30日 (金)

恐るべし日本の赤ワインに出会ってしまった。

昨夜、題名のとおり恐るべし日本の赤ワインに出会ってしまいました。

むしろ日本のワインだと信じたくない味わいでした。

(話題のボー●●●●●ではありません。念のため。確かにこれも、日本のワインとは信じられませんでした。昨日、このボーもいただきました。)

上記ボーはフランスやイタリアなどヨーロッパなニュアンスですが、今回のこれは、チリやアルゼンチンのカベルネのような味わいなんです。

でも、強すぎたり頭痛のするような無理やりな感じはなく、いたってナチュラル。そして、どこか日本的なニュアンスも備えていて。。。

また、その産地が、これも信じがたい場所。

そして、その前日まで私が修業に入っていたすぐそば。その地形をみながら、毎回、ここのあたりいい葡萄できるんじゃないかなーなんて思っていた、まさに、その場所。

その驚きは味わいだけでなく、その価格。なんと小売2000円をきる価格。

ありえない。

何が起こっているんだろう、誰がどんなことをやっているんだろう、なぜこの価格なんだろう。。。絶対に会いに行かなければ。。

その存在は人にいいたい。

が、その銘柄は言いたくない。

多分、生産本数もしれているはず。

正直いって、広まってほしくない。

でも、言いたい。ものすごいジレンマ。

そのワインはもう、すぐ近くまで来ていて、今日か、明日には、横浜mm、茶寮、藍の月の3店に入荷することになると思います。

もし、店にいらした場合、しずかにスタッフに聞いてみてください。そして、静かに味わって、そして、どうぞ、その名をなるべく他人に明かさないようにお願いしたいと思います。

私は日本のワインに詳しい友人から伺いました。その友人は、同じく日本ワインフリークの数人からその名を聞いていたそうです。

どうぞ、そっと楽しみましょう。

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2008年5月21日 (水)

アサンブラージュメーカーズディナーパート2

先週の土曜日に、山梨のワインメーカー集団「アサンブラージュ」によるメーカーズディナー@横浜の第二夜「ワインメーカーズライブ!@元町コンズコーナー」が開催されました。

今回の会場は、元町通りを小道に入ったところにある「これぞ横浜」なライブバー。

Seki_2

コンズのランチ担当のアニキ・セキ。

ヨコハマって感じでしょ。

この店は「平日も週末も山梨にいます。」がキャッチフレースの無類の日本ワイン好きバテンダー「キヨ」さん(mixiでチェック!)のいるお店。

ソウルシンガーが歌うこのヨコハマな店で、キヨさんは問答無用に日本のワインをすすめ続け、日本ワインのファンを増殖させ続けています。

さて、今回は「メーカーズライブ!」ということで、ワインメーカーのみなさんには、ワインのことやワイナリーのこと、家族のこと、そしてペット(?)のことなど、スライドを使ってプレゼン(?)してもらいました。

みなさんの個性あふれる人格があからさまにされたエモーショナルでハートフルな会になりました。

Diamonde

まずは二週連続で登場のダイヤモンド酒造の雨宮吉男さん。乾杯は吉男さんが、マスカットベリーAのセニエでつくるロサードというロゼワイン。「ロゼって名前だと芸がないと思ったんで、スペイン語にしました。。」というシンプルな命名理由のあと、「うちのワイナリーは無制限にワインが出てくるんですよね」とか、「たまにおつまみ持込で来る人がいるんですよ」とか、ワイナリーのおもろーな話をお聞かせくださいました。

このロザード。さすが色っぽいワインをつくる吉男さんらしく、華やかな香りと絶妙な酸とフィネスでセクシーな造りになっています。

さてお次は、

Q

ドメーヌQの久保寺さん。準備段階より、その情報の少なさとネーミングゆえに、勝手に「謎のドメーヌ」と噂してました。すみません。

久保寺さんのワイナリーではレストランも併設しており、ウエディングなんかもやっており、この日も、時折グラスやワインをサーブする姿が絵になっていました。

この日のQさんのワインは、甲州とピノノワール。どちらも澄んで、しっとりとしていて心地よいワインでした。

写真の画像は、住宅街にあるピノノワールの畑。住宅街にあるのではなく「うちの畑のそばに住宅ができた」んだそうです。「ブルゴーニュと比べるのではなく山梨のピノノワールということをイメージして味わってくださいね。」と謙虚におっしゃってましたが、なかなかどうして、体にしっくりしみこむような詫びサビ感のあるすばらしい味わいでAniki した。

こっちは、山梨のアニキ・マエシマ。「雪駄でいきますよ。」との宣言どおり、蛇ガラの雪駄にこの風貌。ちょっとカジュアルすぎやしないかい?と思ったが、意外に横浜な感じで、また、ワインの説明をしはじめると、アニキがワインメーカーに見えてきました。見た目は見た目、中身は中身と思っていたが、見た目というのは、中身の表情で変わるんだなーと変なところで感心してしまいました。

「ポリシーがないのがポリシー」と昔のチェッカーズのようなことをいうマエシマさんですが、造るワインは、非常にバランスのとれた味わい。豊かさと繊細さと強さと非常に整った洗練されたワインです。私は特にこの日も登場した「プラチナのベリーA」が好きです。カベルネを入れているのですが、そのバランス感覚が見事というほかありません。

さてそして、

Hagi 終始愛犬自慢をしていたのが、塩山洋酒の萩原さん

「うちのワインどうですか?」

「いいですよ。」

「いや、正直どうですか?」 と何度も聞き返す姿に、皆、何か批判してあげなくてはと思い、何かを指摘すると、

「いやー厳しいなー、でも勉強になります。」っと。ひたすらヒアリングをするのは、勉強熱心なのか、mなのか??最後にサーブされた「ベリーアリカント大菩薩」という密教な匂いのする塩山さんのワイン、この日のお客様の「印象に残ったワインNO.1」の座に輝きました。「ダイボサツ」おそるべし。

Kaijou

さて、そんなこんなであっという間のディナーパーティは終わり、そのまま二次会へ、ワイナリーのお土産の一升瓶ワインを飲んでいるとお店の黒人のレギュラーシンガーのライブ開始。「一升瓶ワインとソウルライブ」、こんな店他にないよね。。といいつつ盛り上がりました。

さあ、三夜連続の最終回は今週の一夜。

どんな会になるか楽しみです。

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2008年5月17日 (土)

ロバートモンダヴィ氏逝去

ワインスペクターよりカリフォルニアワインの父「ロバート・モンダヴィ」氏が94歳でなくなられたというニュースが届きました。

http://www.winespectator.com/Wine/Home/

ワインを世界中の多くの人が気軽にライフスタイルにあわせて親しめるものに広めた立役者であり、情熱的な起業家であった同氏のご冥福を尊敬の念とともにお祈り申し上げます。

思えば、私がメルシャンに入社し、ワインもなにもわからずに過ごしていた頃のこと。

突然のワインブームがおき、その後すぐに、モンダヴィのエージェント権がサントリーから移ってきて、当時の上司や本社の方々の計らいで、モンダヴィワイナリーで行われた3日間にわたる「ワイングローイングセミナー」に参加させてもらいました。

そのセミナーは、クローンによる違い、酵母による違い、畑による違い、樽による違いなどすべてバレルサンプルなどを用いたテイスティングとともに行われ、これからモンダヴィが目指すスタイルなどを公開するというものでした。

内容の充実感もさることながら、畑を説明を受けながら歩いていると畑のど真ん中にテイスティングセットが用意されていたり、夕日が沈むパティオにホワイトジンファンデルが用意されていたり、、とそのプレゼンテーションの見事さに感激しました。

「ワインそのものの質を高めることはもとより、ワインをよりよく、より楽しんでもらうにはどうすればいいか?」

このことをとことん追求していたのがロバートモンダヴィというプロジェクトだったのではないかと思います。

ロバートモンダヴィというプロジェクトとの出会いは、確実に私の人生に大きな影響を及ぼしてくれました。それがあって、今の自分があると思っています。

そういう意味では、ロバートモンダヴィ氏は私にとって神様の一人です。

感謝いたします。

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2008年5月15日 (木)

メーカーズディナー報告

「山梨の若手ワインメーカー集団アサンブラージュによる三夜にわたるメーカーズディナー@横浜」

の第一弾「自然派軍鶏と甲州ワインのマリアージュ@軍鶏郭茶寮」が無事終了いたしました。

Shamokaku 「横浜では難しいんじゃない?」「日本のワインでどこまで集まるかな?」「ゴールデウィーク明けだしね~。」

など、色々と不安要素もあるなかスタートした企画でした。また、複数のワイナリーが参加するメーカーズディナーということもあり、お客様の印象が特定のワイナリーに偏ってしまわないかなど、集客だけでなく、企画内容自体も色々と調整が必要でした。

その不安をふっとばすかのように、募集後、すぐにSOLD OUTとなり、集客への不安は解消されました。

「よしっ」あとは当日お客様に喜んでいただき、ワイナリーのワインの個性を味わっていただくだけっと。

マリアージュ試食に注力しました。

今回は、すべて甲州種のワイン。ワイナリーのめざすものも違えば、ワイン自体のスタイルも違います。しかし、一般のお客様から見れば、甲州は甲州。造り手が表現した微妙なニュアンスの違いを感じ取っていただけるだろうか?

これが、一番のテーマでした。

甲州はグリといわれる灰色の果皮。黒ぶどうでもなく、白ぶどうでもない。重いワインを造るのも難しければ、完全なすっきりしたワインを造るのも難しい。

ある意味中間。そして要素は多い。そしてどんな表情にもなるが、どの表情がよいのか決定打がない。誰にも決められない。

それを中途半端と切ってしまえば、中途半端。無限の奥深さを備えているといえば、無限の可能性をもつ偉大なぶどう。

ふと、「ああこれは、日本らしい、日本人のためにあるぶどうなのだなっ」と思いました。

「中庸さと調和と奥深さと控えめさ。そして変幻自在。」

これすべて日本の文化そのもの。

甲州というのは、日本のワインメーカーにいろいろな海外の情報や技術を駆使したうえで日本らしいワイン造りを表現させるために存在している品種なのではなかろうか?

などと、ワインメーカーの方々の苦労をよそに、勝手に思ってしまいました。

そんなこんなを思いつつ、あわせる料理は、やはりジャパニーズスタイル。

ジャパニーズスタイルというのは、=和食ではなく、あくまでジャパニーズスタイル。それは、

つまり、「中庸さと調和と奥深さと控えめさ。そして変幻自在。」

和の食材を使う場合はもちろんのこと、仮にオリーブオイルを使おうが、チーズを使おうが、ヴィネガーを使おうが、、

「中庸さと調和と奥深さと控えめさ。そして変幻自在。」

であれば、これは現代のジャパニーズスタイルなのではないかと。

そんなことを考えつつ用意したお料理。

みなさん喜んでいただけたでしょうか。

参加ワインメーカーのお三方、ありがとうございました。

Kazuki

麻屋葡萄酒 雨宮一樹様  

 

 

 

                                            

Yoshio

ダイヤモンド酒造 雨宮吉男様

 

 

 

 

 

 

Kazama

 

甲斐ワイナリー 風間総一郎様

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2008年5月 9日 (金)

限定ワイン会

いろいろと日ごろより御世話になっておりますこちらの方のシークレット・ワイン会をこちらの店で行うことになりました。

テーマは「ピノと真鴨」。

グルメな方々が多いと思われるので、スタッフ一同気合を入れて準備中です。

内容は

メニュ コース料理
 真鴨白レバーのリエット
 野菜のグリル ルージュタプナード添え
 砂肝のブルギニヨン
 真鴨のコックオーバン
 真鴨の燻製 紅茶りんご添え
 石焼鴨ライス
 
 ピノノワール・スパークリング(スペイン)
 マトゥア・マルボロ・ピノノワール (ニュージーランド)
 シモンビーズ・ブルゴーニュ・ペリエール(フランス)
 コールドストリーム・ピノノワール(オーストラリア)
 ルイジャド・モレサンドニ (フランス)

で10000円です。赤字にならないかな(笑)。

日本のピノも入れたかったのですが、これはまた、次回かな。

日本のピノというと、、伝説しか聞いてないボーペイサージュのピノ、あと、このイベントででてくる謎のワイナリー「ドメーヌQ」のピノ。まだテイスティングしてないが、旨いと評判の京都は丹波ワインのピノ。。。他にもあるのでしょうが。。おすすめのものを知っているかたは是非教えてくださいね。

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