注目のメルシャン・ワインメーカー
メーカーズディナーvol 8は、「初」づくしのスリリングでライブな夜になりそうです。
今回のゲストは、日本を代表するワイナリーで、私の育ての親(?)である「メルシャン」から。
メルシャンがオーメドックのシャトー「シャトーレイソン」を買収して以来、CHレイソンでの醸造経験、最新のワイン造り情報の取得し勝沼凱旋を果たすのがメルシャンのワインメーカーの王道といえそうです。
現地での醸造経験やワインメーカーとの人的交流などをとおした、知的、感性的な経験を経て、勝沼に帰り、自社ワイナリーにそして、勝沼やほかの地域のワイナリーに、その経験と知識をフィードバックし、メルシャンのそして日本のワインのクオリティ向上への役割を背負う、それが、斉藤さん、味村さん、安蔵さんらがそうであったように、メルシャンのワインメーカーの王道です。
今回のゲストである鷹野さんも今年の4月にレイソンから勝沼へ着任した、メルシャンワインメーカーの王道を行く人の一人です。
現在、大成功をおさめている「甲州プロジェクト」の立ち上げに参画し、その船出の前にレイソンへの異動そして3年間の研磨の末、満を持しての勝沼凱旋です。
まだ、公の場への登場も少ないと聞いておりますし、メーカーズディナーの形式は「初」とうかがっています。私もまだお会いしておりません。どんな話が伺えるか、今から楽しみにしております。
そして、
当日の会場「赤坂MADOy」には、シャトーメルシャンそして日本のワインを愛してやまないシニアソムリエ KIMIO氏(mixiなどのハンドルネーム)が控えております。
KIMIO氏は、寡黙ながら日本のワインをとてつもない情熱で愛しており、そのワインの本質、造り手の本意を常に理解すべく全力でテイスティングし、お客様にその造り手の思いを伝えるべく、献身的な活動をしております。
入店以来「初」のメーカーズディナー参画であり、そしてゲストがメルシャンということで、当日の料理、気温、湿度、お客様の層などあらゆることに気を配って、入念なテイスティングとシュミレーションを繰り返しています。
ワインサーブに命をかける男の静かなる闘志のこもったパフォーマンスも楽しみです。
そして、
料理は、3店舗ある鉄板焼ブランド「MADOy」の総料理長OBARA氏。
この男はとにかく熱い。出会う食材には恋人のように話かけ、良い料理になったときは、歓喜の声で食材をたたえ、うまくいかなかったときは、目に涙をためて、食材に詫びる。
自らの奥から湧き出る感動を、そのまま躊躇することなく、100%料理に表現し、ただ、お客様の心に触れるのを祈る。。
そんな献身的な料理スタイルのOBARA氏が、今KIMIO氏からメルシャンのそれぞれのワインの本質やスタイルをテイスティングをとおして、言葉で時には心で吸収しています。
OBARA氏もメインでのメーカーズディナーの料理プロデュースは「初」。
今度のメーカーズディナーはこの3人の熱い男達による「初」づくしのスリリングなライブになるようなそんな気配がしております。
5感、いや6感を刺激するダイナミックなメーカーズディナーになることを期待しています。
さて、先日行ったテイスティングにおいて、料理の骨格が決まってまいりました。
どうぞお楽しみに。
1.勝沼あわ
・程よい香りとガスと独特の苦味は、本当に魅力的な味わい。「これ一本でもコースいけるな」なんていいつつ、そういうわけにもいかない。。が色々あわせてみたいということで、「季節の生食とうもろこし、冬瓜、そして、ミネラルなつぶ貝、珍味でこのわた」といったところ。どれも様々ですが、よくあいます。
2.甲州きいろ香
・和系シトラスと心地よい酸味のきいろ香は、オイル、ヴィネガーともにおさえたミネラル豊富な有機野菜のサラダ。食べているうちに身体が健康になっていくような気がします。
3.甲州グリドグリ
・温度によってさまざまな香りと味わいが変化するこのワインは、どの温度の味にあわせるかがポイント。少し冷やし目だと、心地よいフルーツの香りがきます。やや温度が高いともうすこしどっしりした印象に。これは地鶏の鉄板焼きで。付け合せの黄色いアンデス系のジャガイモ「インカのめざめ」との相性も抜群によい。
4.長野メルローとCHレイソン
・CHレイソンは年々メルローの比率が増えているので、味わい的にはメルロー。レイソンが思いのほかフィネスな味わいだったので、長野メルローのほうが重く感じるかと思ったが、長野メルローの2006は、色は淡く真ん中の旨味が膨らむタイプ。どちらもエレガントな味わいです。
長野メルローは和牛のヒレを塩とレモンで、レイソンは香草を使った和牛のハンバーグを赤ワインソースで。それぞれのキャラクターを感じるマリアージュになると思います。
。。。が、まだまだ、これからあーだこーだやりますので、当日メニューが変更になっているかもしれませんが、その時はご了承ください。
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