おもうこと2
続編です。ひとつ前の記事「おもうこと1」を先にお読みください。
飲食業は人に「正」の心を思いおこしてもらう尊い職業です。
「正」の思いも、「負」の思いも、どちらの思いも、その思いが強いほど、回りに影響力を与えます。飲食店では、モノと同じくらいヒトがお客様に影響力を持っています。サービス業ですので。
そこに、もし、強烈な後ろ向きな人間が入ってくるとどうなるか。
その後ろ向きな思いは、随所で言葉にあらわされ、またたく間に店全体に伝播していきます。そうなると当然店全体が後ろ向きな空気に包まれ、居心地の悪い店になります。
飲食店は、お客様に、飲食を通じて、日常のストレスから、開放され、友人との語らいなどで、リラックスしてもらうために存在しています。
後ろ向きな態度、ひがみや妬み、苦しみなどの否定的な雰囲気の店には誰も行きたくはありません。
そうなると、お客様が離れていきます。すると売上が下がります。そうなると、更に店が暗くなります。売上不振の要因を互いになすりつけあい、人間関係がよりすさんでいきます。そして更に客離れが起こります。これがネガティブスパイラルです。
先ほどふれたように、現代は「負」の情報に溢れています。しかし、本来人間は「正」のほうを望んでいるのです。そういう意味では、「正」に飢えているといえます。ですから、親切にされると嬉しいし、笑顔で微笑みかけられると嬉しいし、真心のこもった料理を食べると心が豊かになるのです。
飲食業はじめサービス業とは、人々に「正」の心を提供し、「正」の思いを思い起こしてもらう尊い職業なのです。ですから、我々は、お客様より、誰よりも「正」の心を宿し、「正」の表現をなすのです。そのためには、がんばって生活の瞬間瞬間を「正」に生きる努力をしなくてはなりません。
「与えるものには更に与えられる」という不変の真理
自らに「正」の心を植え、「正」の表現を行い、「正」を与えることには不断の努力が必要ですが、そのことで得られる収穫ははかりしれません。
キリストが唱えた「与えるものにはさらに与えられる」という真理のとおり、「正」を多く提供した人には、多くの「正」=発展・成功が与えられます。
何をばかなことをと思うかもしれませんが、それは、たとえ神様を登場させなくとも説明がつく話なのです。
「正」の心を植え、「正」の表現を行い、「正」を与えることに不断の努力をしていれば、もちろん、表現が「正」になります。
いつも笑顔で、いつも人が喜ぶような表現をして、物ごとを前向きにとらえ、積極的に人が喜ぶような仕事をしていれば、、
まず、お客さんが増えます。人は「正」に飢えてますから。「正」をたらふく提供してくれる店に足を運んでくれます。そうすると、お客さんが笑顔で「ありがとう」と言ってくれます。そうすると、自分もやりがいがでます。そしてもっと喜んでもらえるような表現を研究します。笑顔をより美しくしたり、料理をおいしくする研究をしたり。。そうするとまたお客さんが増えます。
そんな積極的で、笑顔が素敵で、料理がうまくて、業績をあげれて、お客さんに愛されている人は、大事にされます。
大事にするというのは、囲って温存することではありません。もっと多くの人や組織にその人のよさを表現してもらって、もっと多くの人や組織に影響をあたえるような仕事をやってもらうことです。
なので、活躍の機会が増えていきます。そうなると、どうなるか? わかりますよね。
この話自体を「負」にとらえてませんか?
「そんなことしたって相手に伝わらないんじゃない?」とか「うまく利用されちゃて結局自分は損するんじゃない?」とか、「そんなの無理に決まっているよ」とか「私一人ががんばったって無理だよ」とか「ほかの店でならできるけど」とか「うちのお客さんには伝わらないよ」とか「もっとギャラくれたらできるよ」とか「もう少し時間の余裕があればできるよ」とか、、、
その反応が、「負」の反応です。しらず知らずに今まで刷り込まれ、プログラムされてきた「負」のソフトウェアです。このソフトは相当長い時間をかけてプログラムされてきましたから、簡単には「正」にかわりません。「正」になったと思ったら、ウィルスのように「負」の攻撃を受けてしまいます。
対処するにはその時に間髪いれずに「正」にもどしていくことの繰り返ししかないのです。そしてこれを繰り返し続けているうちに、どこか大元のプログラムが変換されて、ドミノのようにパタパタパタパタと「正」のプログラムに書き換えられていきます。
そうなったら、強いものです。いつも「正」でいることのできる人間に生まれ変わります。
自分で努力するほかにない。
自分にプログラムされているソフトウェアですから、これを変換するのは、自分で努力するしかありません。誰かにやってもらうわけにはいきません。
そのためには、まず決意をすることです。「正」でいきると。
そしたら、それを貫くことです。そして「負」がでてきたら、その心の原因を探るのです。そして、自分の心を「正」に転換するのです。
「負」がでてきた時がチャンスです。
「疲れてたから」とか「たまたま」とかいって、ごまかしていたら、いつまでもプログラムは変わりません。きちんと自分からでた「負」を直視し、そのときの心情、コンディションを確認し、次ぎに同様なことが起きたときに「正」に転換することを誓うのです。
最後に松井秀喜選手の母校星陵高校の部室に掲げられていた言葉を紹介します。
ヤンキースの松井選手の恩師山下監督の言葉
心が変われば行動が変わる
行動が変われば習慣が変わる
習慣が変われば人格が変わる
人格が変われば運命が変わる
すばらしい人生のために。がんばりましょう!
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